第十二回:妻は入浴の最中です(父を偲んで)
一昨年末に父親が急逝しました。
実家で転倒し、自力で立ち上がろうとしたところ、心臓に過度の負担がかかり、そのまま昏倒したと母親から聞きました。
実家の父親の寝室が今際(いまわの)の場所となりました。
この度、父の最期の場所となる寝室に、慰霊碑を建立する事にしました。
武田双雲氏に揮毫して頂いた「父73歳、最期の場所、甘いものを愛した男」との文字が刻まれた立派な石碑です。
本年8月頃に、6畳の寝室に完成します。
母はとても喜んでおりました。
なぜなら、存命中の父と交流のあった方々の為に、父を偲べる場所が生まれたからです。 これからは花を手向け、手を合わせる方を、実家に帰省の際は、見かける事があるかと思います。
父よ安らかにお眠りください。
……めちゃめちゃ、邪魔やな....六畳間に石碑建立.....
想像すると、主を失った父の部屋も、なんだか笑えてくる。
勿論、六畳間に慰霊碑など建てませんよ、私の妄想ですww