妻が話を聞いてくれないから... 

妻が話を聞いてくれないから、ブログ始めました。

第三回:妻は入浴の最中です。(妻にもてたくて)

 妻に頭が良いと思われたくて、一緒にクイズ番組を見る時には、積極的に答えます。その際、心がけているのは(番組内の回答者より)”早く”答える事です。

 結婚して八年近くなりますが、振り返ると「凄い」とか「頭イイ」など、称賛を伴う敬意を妻から頂いた事は、ほぼ無い気がします。
 
 それに気が付いてからは、鈍感な妻の為に、必ず「”さすが”とか”頭がいいね”と言われたいので、はりきって答えます」と、宣言してから答える事にしました。正解すると「物知り」とか「さすが」と、自分で云う事も忘れません。
「もし、私が出場してたら、番組無視してぶっちぎりで優勝していたなァ・・・」
「”クイズ番組あらし”の異名を貰ってたなァ」
とか、時々うそぶく事も忘れません。

 にも拘らず、ほぼ妻は、私を無視してクイズ番組を観ております。
私が間違った時だけ、此方をチラリと見ます。

 因みに、私は理数系の問題は、苦手でよく間違えます。国語、歴史、英語は比較的正解率が高いと思います(気がします)。機転や柔軟な発想を問われる問題は、かなり正解率が低いです(”アハ体験”ほか)。

 私の”クイズ力”は、自分では「秘密兵器」として扱っております。
世に出せば(クイズ番組に出場すれば)、優勝、悪くとも準優勝くらいは、イケると考えています。

 ただ、テレビで有名になってしまうと、妻との穏やかな生活が脅かされないかと心配してしまうので、私は応募しないのです。
 これは高校生時代に、かの「高校生クイズ」に出場すると、かなりの確率で優勝してしまうので、それによりクラブ活動を休まざるを得ないと考えた結果、応募を断念した時と、変わらぬ自我が活きております。キーポン童貞マインド。

 夏の終わりの「高校生クイズ」の時期になると、やおら思い出す「私とクイズ番組」。